新潟大学内分泌・代謝内科の長谷川里紗です。時が過ぎるのは早いもので後期研修3年目になりました。大学病院では連日負荷試験を実施したり、複雑な併存疾患や病態の糖尿病を診療したり、これまでの勤務先の病院では年に数例程度だった稀な疾患を日常的に経験します。また、上級医の先生方の経験や考え、最新の知見などを様々な角度から教えていただけます。自分の未熟さを改めて自覚するとともに大変勉強になり、刺激的な日々を過ごしています。
さて先日、散歩がてら白山神社の七夕風鈴まつりに立ち寄りました。赤い格子の中にくらげ、エビ、おにぎりといったさまざまな形の風鈴がつるされ,風に揺られて素敵なハーモニーを奏でていました(その数なんと1000個以上だそうです)。
実は私はこの風鈴が大好きで数年前に同じ物を購入しました。我が家の窓辺でもくらげの形をした風鈴が1つ、心地よい音色を響かせています。麦茶を飲みながらぼんやりと風鈴を眺めていたら、1つ1つの音色も素敵だけれどうまく合わさるともっと良いものを生むというのはチーム医療と同じだなと、ふと感じました。特に当科では患者さんのよりよい生活のため、医師間のみならず多職種での協力が必須です。連携をとりつつ、自分自身も良い音を奏でられるように技術、知識を磨いて頑張りたいと思います。
暑い日々が続きますが、そんな時こそ涼しげな風鈴の音に耳を澄ましてみるのもいいかもしれません。みなさまお体ご自愛ください。
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