2019年6月17日月曜日

2019年度 後期研修奮闘記 Vol. 2:齋藤啓輔先生

佐渡総合病院で後期研修を行っている齋藤啓輔です。早速、現在勤務している佐渡総合病院での私の日常勤務を紹介してまいります。

そもそも私が佐渡の地を踏みしめるのは小学校の修学旅行以来なのであります。修学旅行の懐かしい思い出を噛み締めながら感じたことは、佐渡が最先端をいっているということです。ズバリ、高齢社会の最先端です。明らかにいままでの研修先での外来とは患者さんの年齢層が違います。お年を召しております。自ずと今まで通りの指導などでは太刀打ち敵いませんので工夫が必要となります。   

このように日々外来、入院で四苦八苦しておりますが、何と言っても佐渡は魚が美味しいです。特にしめ鯖が!新潟市とそんな変わらんだろうと思っておりましたが、これが甚だ勘違いでありました。口に頬張るだけで圧倒的な数量で押し寄せてくるアミノ酸の津波、大洪水、絶対的うまみ。明らかに佐渡の方が美味しいのです。しめ鯖は炙っても良いです。風味がたまりません。しめ鯖と炙りを交互に口に納めるだけで、私の至高のディナーは終局を迎えます。幸いアニサキスにはかかったことがありません。

脱線し、当院での日常勤務の紹介を忘れておりましたが、特に他の病院とは大きく変わりません。目の前に患者さんがおり、一心不乱に治療に専念するのみです。大差あるとすれば、病院所有の賃貸から歩いて5分もかからぬ贅沢な立地です。

最後になりますが、せっかくなので現在自分が感じているやりがいを少々連ねたいと思います。ぜひこれを読んでいただいている方に共有していただきたいと思います。それはやはりメタボな患者さんが教育入院を経て、若干スリムになり、その後も外来で改善を示されている時です。また今後頑張ってやりがいとしていきたいところは、いかに患者さんを理想とされる治療に持っていくかです。インスリンだろうが薬だろうが、患者さんが拒否されればそれまでです。生活習慣の改善についても、いかにその気にさせるか。コーチングなどの技術を磨きながら日々自分を締めて、精進していきたいと思います。


佐渡のしめ鯖です。

2023年度 後期研修奮闘記 Vol. 12:徳永帆南先生

 内分泌代謝内科後期研修 1 年目の徳永帆南と申します。現在、初期研修から継続して済生会新潟病院で勤務しております。初期研修から変わらずやりやすい環境ではありましたが、外来や当直など慣れないことが多く日々先生方やスタッフの方に助けていただきつつ未熟さを痛感した 1 年でした。  ...