2019年8月15日木曜日

2019年度 後期研修奮闘記 Vol. 4:竹内亮先生

新潟大学医歯学総合病院で後期研修を行っている竹内亮と申します。大学病院勤務は研修医の頃から4年ぶりになります。研修医時代の同期がそれぞれ別の科に進み、お互い少し成長した状態でまた再会するというのは、やはり嬉しく感じます。ここで現在の研修生活を少しお話させていただければと思います。

 これまで市中病院では専門研修を行いつつも、やはり肺炎や尿路感染症、心不全等といった一般内科疾患が多数でした。一方大学ではホルモン疾患の割合が多く、毎週のように負荷試験を行い、その解釈や治療方針決定のために検討会があったりと、日々勉強させていただいております。また市中病院との大きな違いとして大学はチーム制ですので、相談がしやすいことや、仕事のオンオフがしっかりしていること等が挙げられます。土日丸々休みということもありますので家族で遠出をしたり、最近始めたゴルフの練習に行ったりと息抜きも十分にできます。

    さて大学には外勤という制度があります。後期研修医の場合、普段は大学病院に居て主に病棟業務を担当するのですが、週に2回程度、県内の病院に赴き外来を行います。私の場合、外勤先の1つは昨年まで常勤で務めていた病院です。そこでは患者さんも含め、スタッフの方や他科の先生方など皆旧知の仲ですので、ホーム(本拠地)で試合をするような気持ちで仕事ができます。時々医局に遊びに行くと、元気にしているかなどと誰かしらに声を掛けていただきます。ある日医局で、他科の上の先生から内分泌疾患について相談を受けました。ちょうどその1,2週間前に大学の検討会で似たような症例が出ていましたので、得たばかりの知識をここぞとばかりに披露したところ大いに感謝されました。月単位で成長している自分の姿に密かに充実感を感じつつ、残りの研修生活も精進していきたいと考えている今日この頃です。

ゴルフの練習です。


著者近影

2023年度 後期研修奮闘記 Vol. 12:徳永帆南先生

 内分泌代謝内科後期研修 1 年目の徳永帆南と申します。現在、初期研修から継続して済生会新潟病院で勤務しております。初期研修から変わらずやりやすい環境ではありましたが、外来や当直など慣れないことが多く日々先生方やスタッフの方に助けていただきつつ未熟さを痛感した 1 年でした。  ...