2020年1月15日水曜日

2019年度 後期研修奮闘記 Vol. 9:滝澤大輝先生

 新潟医療センター内分泌・糖尿病内科に勤務しています滝澤大輝です。

 当院での業務としては、専門外来に加えて一般内科新患・急患、甲状腺エコーなどを行っています。病棟では、糖尿病教育入院、内分泌疾患の検査入院、他科入院患者の併診を主に行いますが、肺炎や尿路感染症など一般内科疾患も割合として多いです。このあたりは、他の施設の先生方と大きく変わらないように思います。

 一般内科入院は、系列の老健からの入院も多く、療養病床もあるためか、年齢層は高めの印象です。病院の規模は大きくないですがその分アットホームな環境で、病院を挙げての忘年会は大変盛り上がります。上級医をはじめ、他科のドクター、看護師さん、栄養士さん、理学療法士さんなど、スタッフの助けを借りつつ、日々の診療に励んでいます。

 後期研修は初期研修とどのように違うのか、少し触れようと思います。後期研修では、当然専門性が求められます。まずはやはり知識が不足しているので、本や先輩医師から知識を得ることになります。しかし、知識を実臨床に当てはめて考えることはより難しい、と実感しています。例えば、内分泌の検査結果の解釈や糖尿病教育での生活指導などです。

 また、ムンテラ(病状説明)は初期研修で経験が少なかったのですが、一人前の医師となるには、分かりやすく、かつ、誤解のないよう行うことが必要です。医学生や初期研修医の方は、「(患者目線で)分かりやすいか」「(医師目線で)誤解なく伝わっているか」など考えながら参加すると良いと思います。医師経験のない・少ない方が患者・家族サイドの考え方に近いので、その時期に考えることが重要と思います。

 話は変わりますが、以前から航空会社のマイルを貯めています。ただ、航空機での出張や旅行が多いわけではないので、クレジットカードでの利用でのポイント付加などをマイルに変えています。ポイントを商品購入などに使ってもいいわけですが、旅に行けるというのは夢があるように感じ貯め始めました。最近やっとまとまってマイルがたまったので、タイへ旅行して来ました。その時の写真です(妻の肖像権の問題のため長男と2ショット)。
 大人はもちろん、幼い長男もゾウに驚いたり、南国のフルーツを頬張ったりと満喫できたようでした。

2023年度 後期研修奮闘記 Vol. 12:徳永帆南先生

 内分泌代謝内科後期研修 1 年目の徳永帆南と申します。現在、初期研修から継続して済生会新潟病院で勤務しております。初期研修から変わらずやりやすい環境ではありましたが、外来や当直など慣れないことが多く日々先生方やスタッフの方に助けていただきつつ未熟さを痛感した 1 年でした。  ...