2021年11月17日水曜日

2021年度 後期研修奮闘記 Vol. 8:後藤千尋先生

 内分泌・代謝内科入局2年目の後藤千尋と申します。新潟県立中央病院で研修させていただいています。実際の業務内容については各先生方が説明してくださっているので、最近の出来事を3点書かせていただきたいと思います。

インスリノーマ 1年半で3例!?
 私は昨年から新潟県立中央病院で研修させていただいていますが、後期研修が始まってからすでに3例のインスリノーマを経験しました。インスリノーマの局在診断のための検査である選択的動脈内カルシウム注入法(SACI: Selective arterial calcium injectionを施行いただく放射線科の先生にも驚かれています。そのうち2例は救急外来に異常行動で来院し判明した症例です。多発性内分泌腫瘍症(MEN: Multiple Endocrine Neoplasiaの精査を含め貴重な経験をさせていただいています。

母校で講演会
 私は高田高校出身で先日、ご縁があり同校で講演会をさせていただきました。医師としてはまだまだ半人前なので、医学部受験や大学時代のこと、研修して感じることなどをお話ししました。医師になりたいという情熱に燃えている高校生と触れ合い、私自身も医師を目指した原点を振り返ることができました。

③夏休み
 夏休みをいただき県内の温泉地を巡ってきました。下の写真は五頭温泉郷での写真です。コロナ渦での旅行、特に県外への移動が制限されましたが、新潟県は広くたくさんの温泉地があり楽しむことができました。また、瀬波温泉の帰りに食べた はらこ丼は思わず目をつむって味わいたくなる美味しさでした。新潟の魅力を感じる旅になりました。

 とりとめのない内容となってしまいましたが、患者さんが元気に長生きできる社会を目指して日々の研修に精進していきたいと思います。

五頭温泉郷です。

瀬波温泉の帰りに食べた、はらこ丼です。




2025年度 後期研修奮闘記 Vol. 2:徳永帆南先生

代謝内科後期研修 3 年目の徳永帆南と申します。後期研修開始後は済生会新潟病院、県立新発田病院で勤務し、今年の 4 月からは大学病院で研修を行っています。 大学病院は内分泌疾患や希少な疾患が多く、最近は方針決定や管理に難渋する症例が続いていますが、多くの先生方から過去の症例経験な...