2024年10月24日木曜日

2024年度 後期研修奮闘記 Vol. 3:石塚啓哉先生

 内分泌・代謝内科後期研修2年目の石塚啓哉と申します。私は現在、上越市にある新潟県立中央病院で勤務しております。生まれ育った新潟市から離れての生活になりましたが、指導医の先生方に恵まれ、日々業務に取り組んでおります。

 糖尿病は食事療法・運動療法が最も大事な治療であり、ただ薬を処方するのみでは改善が得にくいというのが糖尿病診療の奥深さでもあり、難しいところなのだと日々感じます。患者様に外来などで医師の立場から生活に対する助言を行うことも多くなりましたが、言うは易く行うは難しとはよく言ったもので、自分は上越の美食に舌鼓を打つ毎日であります。これはいけないと思い至り、プールに通い始め、仕事終わりに運動をする習慣が身に付きました。そして先日、上越市の大会で先輩とリレーを組み、見事優勝をすることができました。練習を行って目標を達成するという運動本来の喜びを実感でき、ぜひ今後も継続していこうと思っております。

 上越に住むのは初めての経験ですが、非常に過ごしやすい土地です。日本三大夜桜と称される高田城址公園に参加し、壮観な光景に驚嘆しましたし、海鮮、ラーメン、日本酒を始めとしたグルメも枚挙に暇がありません。富山や長野など、隣県へ旅するハードルもかなり低く、新しい経験をできる新鮮さがあります。ただこれからの時期、豪雪地帯である上越地域の積雪がどんなものになるのか、身震いしております。これを書いている今現在も、秋の終わりを告げる冬の風が外から轟々と鳴り響いております。皆様におかれましても、季節の変わり目で体調を崩さないようご自愛ください。

高田城址公園の桜。
人も非常に多かったです。

大会結果。
学生時代の先輩や友人と出させていただきました。

2024年9月2日月曜日

2024年度 後期研修奮闘記 Vol. 2:高澤遥子先生

内分泌代謝内科後期研修3年目の髙澤遥子です。

現在は新潟大学病院で勤務しています。昨年、一昨年は、南魚沼市、上越市で勤務していたため、約2年ぶりに地元の新潟市に戻ってきたのですが、新潟駅が大幅にリニューアルされており非常に驚きました! 

少し、真面目な話をすると、大学病院では、これまで勤務した病院と比較して、頻度の低い内分泌疾患も集まってくることから、教科書だけでみていた疾患を実際の患者さんで診察することができ大変勉強になります。また、糖尿病に関していえば、リブレ2など新しい血糖測定器や週1回の注射ですむインスリン製剤の登場など、常に医療の進歩を感じています。こういった、新しい機器や製剤を上手く活用することで、これまで血糖コントロールに難渋していた患者さんに対する治療の幅が広がり、楽しく飽きのこない分野であると実感しています。

仕事ばかりではなく、時には、海開きなど科としての息抜き、個人的な休暇もちゃんとあり、メリハリのある仕事環境で、楽しく働かせてもらっています。海開きで食べたパエリア最高でした(当科の医師の手作りです)!

当科の海開きで食べることができる、
当科の某先生お手製のパエリアです。

2024年7月30日火曜日

2024年度 後期研修奮闘記 Vol. 1:鈴木將也先生

後期研修3年目、4月から大学病院で勤務している鈴木將也です。今回は後期研修における大学病院と市中病院との違いを個人的な観点から挙げてみようと思います。

・通常業務について
大学はほぼ病棟業務のみで自分の外来枠がないのが大きな違いでした。時間制限がないので症例ごとの検討を深められるのが良いと思います。
 
・行事について
研修先が市外のため今まで医局行事には参加できませんでしたが、いきなり運営側での参加になるので少し大変でした。海開きはギリギリで天候に恵まれ、無事役目を完遂できました。BBQで炭の火加減見てるのが楽しいタイプだったのを思い出しました。
 
・余暇について
いろいろな当番や外勤があって休日は減った気がするのですが、実家通勤になったので余暇は有効に活用できている気がします。今までは帰省したときしか趣味の作業をできなかったので
 
簡潔ですが以上です。最後に最近の作業風景を上げておきます。


2024年3月19日火曜日

2023年度 後期研修奮闘記 Vol. 12:徳永帆南先生

 内分泌代謝内科後期研修1年目の徳永帆南と申します。現在、初期研修から継続して済生会新潟病院で勤務しております。初期研修から変わらずやりやすい環境ではありましたが、外来や当直など慣れないことが多く日々先生方やスタッフの方に助けていただきつつ未熟さを痛感した1年でした。

 糖尿病については1年経過して外来患者さんの生活リズムや食事の好み、病気への考え方なども徐々に聞けるようになり、それに合わせて方針等を考えるのが楽しいと感じるようになってきました(実力不足で対応出来ない事も多いですが)。内分泌疾患については経験数が少なく特に上級医の先生に頼りきりになってしまいますが、1例1例を大切に経験、勉強を積み重ねて行きたいと思っております。

 仕事以外ではプロ野球観戦が趣味です。私が応援しているヤクルトスワローズはファンが傘を振って応援する習慣があり、球場に行って参加するとカラフルな傘が壮観です。(家にも5本くらい応援用の傘があります)。野球がわからない方でもビールを飲んで傘を振るだけでも楽しいと思います。

2024年3月18日月曜日

2023年度 後期研修奮闘記 Vol. 11:長谷川里紗先生

 内分泌・代謝内科後期研修1年目の長谷川里紗と申します。現在は新潟県立中央病院で勤務しております。生まれ育った新潟市から離れての生活になりましたが、指導医の先生方、コメディカルの皆様に恵まれまして、上越での1年を終えることができそうです。

 4月には初めての外来、救急外来からのコンサルトなど指導医の先生方にご指導いただきながら、体当たりで臨みました。初めはうまくいかないことも、判断に悩むことも多くありました。最近では患者さんと1日に適切な果物の量を一緒に考えたり、内分泌負荷試験をおこなったり、地方会での発表などさまざまな活動を通して、自分の成長を少し感じられるような気がします。

 さて、1年過ごしてみて上越市はとても美しい街だと感じます。上越市には観桜会で有名な高田城址公園がありますが、上杉謙信公の居城として知られる春日山城跡もあります。私も雪解けとともに春日山城跡を訪ねました。夏に近い日差しの中、本丸・天守台跡まで登ること約30分、山頂付近から一望できた上越の街は大変美しかったです。四季折々豊かな自然に触れながら上越の魅力を感じた1年となりました。4月からはまた心機一転、柏崎市で頑張りたいと思います。

春日山本丸・天守台跡より

2024年2月26日月曜日

2023年度 後期研修奮闘記 Vol. 10:丹野貴文先生

 内分泌・代謝内科後期研修医2年目の丹野貴文と申します。今年度は佐渡総合病院で勤務しております。昨年までは新型コロナウイルスの影響もあり、診察業務以外のイベントは殆どありませんでしたが、今年は 糖尿病ウォークラリー・世界糖尿病デーのブルーライトアップイベントなどに参加することができました。特に ブルーライトアップについては、現在新潟県内でライトアップまで行う病院は非常に限られているので、一見の価値あるかと思います。

 折角の佐渡島とのことで アウトドアなことを紹介できれば良いのですが、あまりそういった趣味もなく、今年は趣味の投資・自作PCなどにゆっくり取り組むことができました。これらは学生の頃からやっていましたが、働き始めて少しずつ使えるお金が増えていることも労働のモチベーションになっている気がします。今後も仕事に趣味と頑張っていきたいです。


2024年1月24日水曜日

2023年度 後期研修奮闘記 Vol. 9:高澤遥子先生

 内分泌代謝内科後期研修2年目の髙澤遥子です。現在は魚沼基幹病院で勤務しています。南魚沼市は豪雪地帯といわれていますが、病院周辺はまだそれほど降っていない印象です。が、12月の積雪で車のリアワイパーが壊れてしまい若干傷心しています。

 私の車事情はさておき、魚沼基幹病院がある地域は新潟県内有数の米どころであり、他にも果物などおいしい食べ物がたくさんあります。そのためか、秋は新米や柿の食べ過ぎ、冬は餅の食べ過ぎで血糖値を悪化させてくる方が多くいます。それを患者さんに指導し、理解してもらい、どうしたら良くなるかを一緒に考え実践してもらい、次回外来で改善がみられると達成感を感じます。昨年はこなすだけで精一杯だった外来診療ですが、今年は短い診察時間の中でいかに患者さんに必要な診察や生活指導を行うか考えられるようになった点は少し成長できたと感じています。

南魚沼や湯沢地域は、冬場には(私は最近していませんが)ウィンタースポーツが盛んですので、怪我には十分注意して、ぜひ遊びにいらしてください。

 こちらは最近の魚沼基幹病院周辺です。晴天の日に撮りたかったのですが、生憎の曇天続きで、新潟の冬といった感じです。

 こちらは津南町の清津峡(5月に撮影)という観光スポットです。本文と何ら関係ありませんが、結構きれいに撮れたので、掲載させてください。

2024年度 後期研修奮闘記 Vol. 3:石塚啓哉先生

 内分泌・代謝内科後期研修2年目の石塚啓哉と申します。私は現在、上越市にある新潟県立中央病院で勤務しております。生まれ育った新潟市から離れての生活になりましたが、指導医の先生方に恵まれ、日々業務に取り組んでおります。  糖尿病は食事療法・運動療法が最も大事な治療であり、ただ薬を処...