2020年12月14日月曜日

2020年度 後期研修奮闘記 Vol. 9:水戸部正樹先生

 新潟大学医歯学総合病院で勤務している水戸部正樹と申します。初期研修2年目の12月から新潟大学の血液内科で研修させて頂き、4月からはそのままレジデントとして日々診療させて頂いております。初期研修の頃と異なり、自分が主治医となるので責任は重いですが、その分やりがいを感じ充実した日々を過ごしております。

 大学病院の特徴として、造血幹細胞移植を行う症例や重い合併症のある症例、再発難治症例など難しい患者さんが大勢いらっしゃいます。白血病や悪性リンパ腫は化学療法で治癒を目指せるものが多く、上記のような症例であっても強い治療を行うことが多いので、副作用のマネジメントは非常に重要です。細かな調整をしつつ、何事もなく治療を完遂できた時には大きな達成感を感じます。

 今年から当科は完全主治医制からチーム制になり、完全オフの週末もあります。そのような日は車で遠出して自然の中でリフレッシュしています。旅行が好きなのでもっと色々な所に行きたいのですが、最近は新型コロナのためあまり遠出はできていません。

 冬になり、県内でも新型コロナウイルスの感染者が増加してきています。私が直接新型コロナウイルスの診療にあたることはありませんが、病棟では外出制限や面会制限など影響が出ています。血液内科では長期入院や再入院の患者さんが多く、これらの制限をかけなくてはならないことは、安全のためとは言え心苦しい思いです。一刻も早くコロナ禍が収束することを願っております。

牧場で馬と戯れています。


2025年度 後期研修奮闘記 Vol. 3:長谷川里紗先生

新潟大学内分泌・代謝内科の長谷川里紗です。時が過ぎるのは早いもので後期研修 3 年目になりました。大学病院では連日負荷試験を実施したり、 複雑な併存疾患や病態の糖尿病を診療したり、 これまでの勤務先の病院では年に数例程度だった稀な疾患を日常的に経験します。 また、上級医の先生方の...